SSブログ

立山三山縦走とおわら風の盆 その1 [アウトドア]

毎年恒例・・・?になりつつある、
9月の立山&おわら風の盆に今年も行って来た。
会社をサボっ・・・有給休暇を取ってさ。

まずは立山。
昨年は室堂→雄山→大汝山→富士ノ折立→雷鳥沢→室堂の
「立山日帰り縦走コース」を歩いたのだが、
今年はどうしても山小屋に泊まりたかったので、
浄土山→立山→別山の「立山三山縦走コース」にした。

1日目は
室堂→浄土山→一の越→雄山→大汝山→富士ノ折立
→真砂岳→内蔵助山荘(泊)。
2日目は
内蔵助山荘→真砂岳→別山北峰→別山南峰→別当乗越
→新室堂乗越→雷鳥沢→みくりが池温泉→室堂
の2泊コース。
なんなら3泊しても・・・。
Scre.png
距離は1日目も2日目もほぼ同じだが、
1日目は登り、2日目は下りが主。

さて1日目。
DSC_0342.JPG
切符売り場に並ぶのが嫌だったので、
事前に7時20分のケーブルカーをWEB予約。
DSC_0345.JPG
相変わらず朝の便は登山客で一杯。
朝以降は観光客で一杯。

ケーブルカーは約7分で美女平に到着。
そこから高原バスに乗り換えて約50分で室堂へ到着。
標高457mの立山駅から2450mの室堂まで
約2000mを1時間で一気に登るため、
ここで高山病に掛かる人もいるらしい。

で、一気に駆け上がって8:30。
DSC_0349.JPG
てんきとくらすモニターを見ながら入山届を提出。
未だに出さない人が居るらしいが・・・ダメだろが。
DSC_0350.JPG
出したら次は階段の途中にある登山情報を確認。
フムフム、ぼちぼちでんな・・・が、
隅っこに青文字で書いてる “熊情報”が・・・。
DSC_0350 - コピー.JPG
「8/22別山乗越~新室堂乗越間で目撃」とな。
帰りのコースじゃん・・・熊除けの鈴に頑張ってもらおう。
DSC_0352.JPG
で、気圧が下がってパンパンに膨らんだパンで
腹ごしらえをして9:00にスタート。
DSC_0353.JPG
天気は曇り。
雨はやめて~と心の叫び。
DSC_0355.JPG
真っすぐ行くと一の越。
右に曲がってまず最初の浄土山へ。
DSC_0356.JPG
しばらくは整備された石畳の道を登る。
DSC_0368.JPG
ふと振り返ると遠くに室堂とみくりが池が見える。
DSC_0364.JPG
今日は朝からヘリが行ったり来たり。
付近の山小屋へ燃料?を運んでいるっぽい。
「頂上まで乗せてくれ~」と邪道な気持ちも・・・。
DSC_0369.JPG
途中で室堂山展望台と浄土山登山道の分岐がある。
ここの分岐から本当の登山の始まりさ。
分岐から突然、ひたすら大きな岩の上を行く・・・実にキツイ。
「もう勘弁して~!」って時に浄土山北峰に到着。
天気も悪いので休憩しないで南峰へ向かう。
DSC_0378.JPG
見えて来るのは富山大学立山施設。
「息子がお世話になりました・・・」と心でお礼。
体力はまだちょっと大丈夫そう。
ここでも天気が悪いので休憩しないで一の越へ。
P1030190.JPG
綺麗な稜線から一の越山荘と雄山がくっきり綺麗。
稜線歩きはほんとウキウキ。
とても気持ちの良い道を下って一の越に到着。
P1030195.JPG
燃費の悪い私はここでおにぎりタイムさ。
スタミナ補充していざ雄山山頂へ。
DSC_0390.JPG
それにしてもキツイ。
浄土山で体力を使い果たした感たっぷりさ。
三ノ越から頂上はすぐなのに足が全く前に出ない。
しょーがないので写真をパチリ。
DSC_0392.JPG
予定の1時間をちょっと?かなり?オーバーして
やっとの思いで雄山山頂に到着。
ちょっと前にイモトと少女が登ったとこ。
DSC_0394.JPG
登った時間が遅いけどまだまだ参拝客?がいる。
ここで30分ほど休憩して次なる大汝山へ。
DSC_0399.JPG
ドッキリカメラ風手持ち看板があるだけの
立山最高峰3015mを過ぎて、大汝休憩所を横に見ながら
今度は富士ノ折立へ。
DSC_0400.JPG
富士ノ折立の横から黒部ダムが見える。
とっても綺麗だからと写真をパチリ。
下から湧いてくる雲が邪魔をするのはなぜ。
岩登りが怖いのでここの最高点は行かないさ。
DSC_0408.JPG
そうして岩をガツンと下って、
大好きな内蔵助カールの尾根歩き。
DSC_0410.JPG
真砂岳の向こう・・・
遠くに見えるは本日のお宿の内蔵助山荘。
近い様で既にガタガタの足には遠い道のり・・・。
DSC_0421.JPG
真砂岳の手前から富士ノ折立と稜線を望む。
何度見てもこの景色が大好きさ。
DSC_0430.JPG
そして真砂岳を過ぎた。
DSC_0432.JPG
少し下がってもう足が動かない・・・
と思った時に内蔵助山荘に無事到着。
DSC_0437.JPG
富士ノ折立&内蔵助カールと
別山&真砂沢カールに挟まれた
絶景POINTですわー。
P1030198.JPG
別山の向こうにチラッと見えるのは剣岳。
チラッとだけでもトキトキでちょっと怖い。

てな事でハードな一日目は終了。
気温が10度以下に下がるのでストーブガンガン、
暖かいお味噌汁が最高に美味かったですわ。
2日目に向けて暖かい布団でさっさと就寝。

2日目につづく・・・。
コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

無印良品 南乗鞍キャンプ場 [アウトドア]

最近続いたファミリー夏山登山。
今年はどこの山にしようか…
と考えていたのだが、
今回は乗鞍の麓にある
無印良品南乗鞍キャンプ場にした。
乗鞍なので登山も・・・と思ったが、
畳平行きバス乗り場は山を挟んで
反対側に位置するので登山は諦めた。

ここ、ネットの評価が高いので
一度は行ってみたいと思ってはいたが、
なかなか行く機会が無かったキャンプ場。

まず感想?結論から言うと・・・

もう行かない。

天気が悪く、大雨だったから?
・・・いや、晴れ間もあった。
スタッフの対応が悪い?
・・・いや、良かった。
サイトが狭い?
・・・我が家のサイトは広かった。


まず良かった点。
自然たっぷりで涼しくて、
遊びがたくさんあって、売店も充実。
景色が綺麗な露天風呂もあって、
とても広くて気持ちがいいキャンプ場。
あと、晴れていれば星が綺麗。

ですが・・・
アクセスが悪すぎる。
国道それてキャンプ場までの
急坂のクネクネ道が長くて長くて・・・。
行くのも出るのも嫌になる道なんだよな。

山の上だけに自然たっぷり?
・・・かもしれないが、
周囲のキャンプ場も同じさ。
わざわざこんな道走って行くほどでも・・・。

出たくなくなるからか、
場内でたくさんのお遊びコースがある。
これはこれでお楽しみだとは思うのだが・・・、
さすが無印良品、どれもこれもお高い。

そもそも自然の中で遊びを見つけるのが
キャンプの良いところであって、
高い金払って遊ばせてもらうのは
ちょっと違う様な気がするが・・・。

サイトもね・・・。
区画サイトで凸凹や傾斜や大きさが
こんなに違うのはどうなんだろうね。
なんでフリーにしないの?とか。

下界に降りても遊ぶところが無いので、
飛騨大鍾乳洞に行ったついでに
温泉入りに平湯の森に行ってしまった。

これなら最初から平湯キャンプ場にしときゃ良かった。
GOODな温泉に乗鞍バス停も近いから登山もできたし。

結局のところ・・・
わざわざここに行く理由がない。

一体どういうキャンパー層が
ターゲットなんだろうか?
・・・となぜか気になった。

一応写真でも。
DSC_0288.JPG
サイトはG3。
DSC_0290.JPG
犬OKでプライベート感たっぷりで平。
DSC_2110.JPG
今回は愛犬連れ。
DSC_2130.JPG
山の上だけあって寒いけど星が近い。
DSC_2116.JPG
探していたが既にカタログ落ちしていた
コールマンのアルミロールテーブルを
アウトレットのコールマンショップで発見、
格安で買えた。
20年前のゴム紐で連結されているのと違い
ガタガタしない仕組みになっていた。
今のはウッドになってしまい残念。
キャンプで役に立つのは
ウッドじゃなくてアルミなのさ。
DSC_0314.JPG
朝飯はこれ。
DSC_0315.JPG
今回はうまく焼けたぜ。
DSC_2133.JPG
新型トゥーランで初めてのキャンプだった。
旧型トゥーランより荷室が伸びたので安心して
ルーフボックスを買うのを忘れていた。
ギリギリ載ったが、やっぱりルーフボックスが欲しい。
DSC_0268.JPG
20年ほど前から使っているコールマンの
小型ガスランタンがついに壊れた。
ウントもスンとも。
DSC_0304.JPG
実は壊れるのを予知してこれも15年くらい前の
OUTDOORの小型ガスランタンを持ってきてた。
DSC_0332.JPG
OUTDOORと言えば今じゃアパレルブランドだが、
15年くらい前まではテントや寝袋やランタンや・・・
普通にキャンプ道具メーカーだったのだ。
DSC_0330.JPG
なかなか品質も良くて、ランタンはじめ、
寝袋もいまだに使ってる。
DSC02064.JPG
もう十年くらい前になるだろうか・・・
この近くのカクレハキャンプ場に来ていた。
カクレハキャンプ場と言えば、
このブログの冒頭の写真のとこ。
その近くの道の駅のショット。
旧型トゥーランと当時は小学生?
今じゃ20歳を超えた娘が写ってる。
こっちのキャンプ場の方が自然と遊べて楽しいぞ。
DSC_0326.JPG
同じ場所でこっちは新型。
旧型の方が後ろ姿に愛嬌があるな。
新型はガンダムみたいだ。
DSC_0262.JPG
今回のお供。
社会人の長男と高校生の次男。
長男は3歳から、次男は生後7か月から
毎月部活の様にキャンプに行っていた。
そのおかげかキャンプが体に染み込んでいる?ので
大きくなってもキャンプに来てくれる。
父はちょっと嬉しい。
DSC_0334.JPG
で、テントとタープの雨漏れを発見したので、
家に帰ってシームテープの再生を・・・
まだまだ使うのだよ。

と、キャンプ場は残念でしたが、
いくつになっても家族とキャンプは楽しいね。


コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

猿投山登山とTEVAトレッキングシューズ [アウトドア]

今年のGWはなぜかどこにも行かず家でボーっと過ごしてしまった。
それでも今年の予定の立山、白山登山に備え、
毎日ジムに行ってせっせとキン肉マンになるべく頑張った。

で、ここに来て急激に山に登りたくなったので、
金曜の夜に思いついて、今日の朝、
家から1時間ちょいの猿投山に行って来た。

愛知県では気軽に登れるお手軽な山として人気は高いのだが、
3000m級の森林限界を超えた景色にはまってしまった私は
近場の山にはほとんど行ったことが無かったので、
今日の猿投山は初登山。

データを見る限りでは登り2.5hで往復4~5時間と書かれているので
早朝登って昼に帰るコースで。

朝6:30に猿投神社の登山者駐車場に着くも、なんと満車。
路駐も多いが、路駐が嫌いな私は少し離れた第2駐車場へ。

そこから猿投神社を超え、しばらく沢に沿って舗装道路を歩く。
DSC_0107.JPG
沢の横だけあってあちこちから水が流れてきて、
新緑もあって、マイナスイオンだらけでとても気持ちがいい。
これだけでも会社で溜める大きなストレスが発散されていく。
DSC_0109.JPG
しばらく歩くと登山道へ入る。
ここはたくさんの枝道があるらしいのだが、
今回は初めてなので一番メジャーな東海自然歩道を選択。
DSC_0110.JPG
なかなか大きな木。
実は大きな木が好きなのでちょっと嬉しい。

しばらく階段を上がるが、なかなかキツイ。
でも、登山の階段を制覇?するために日々鍛えていたので
効果が出ているのか意外とスイスイ。

そう、立山の雷鳥野沢キャンプ場から室堂までの
天まで届くそれはそれは恐ろしい階段で死ぬ思いをしたので
今年の立山ではここをスイスイ登りたい。

しばらく登ると景観が良くない猿投山随一の大岩展望台へ。
DSC_0111.JPG
よっと霞んで見えないけど、豊田市内から
遠くはセントレアの管制塔まで見えるらしい。

東宮を過ぎて頂上に近づくと見えて来るカエル。
DSC_0114.JPG
石だけでも十分カエルっぽいのだが、
誰かがペイントしたので完全にカエルになっている。
これはこれで・・・どうなんでしょう。

そこからスタスタ頂上に。
DSC_0116.JPG
629mの低い山ですが、霞が無ければ
ここから白山まで見えるそうです。
なかなか楽しい登山でした。


で、急に山に登りたくなった要因のもう一つがこれ。
DSC_0117.JPG
TEVAのトレッキングシューズ。


先日、イオンの靴屋の「サイズが合えばラッキー品」の山の中に
1足だけ眠っていたのを購入してみた。
普段はモンベルを履いているので別に欲しくもなかったがし、
TEVAと言えばサンダルしか思い浮かばないのですが、
3000円だったので、ま、いいかと。

3000円とは書いてあるが、元の価格が書いていない。
ちょっと調べてみたらオドロキの価格。
高いところで25000円、安いとこでも15000円。
これがなんと3000円。

いやー儲かった?

でもTEVAのトレックシューズってどうなのよ?
と言うことで思い立って今日履いてみた。

で、インプレとしては、正直驚いた。

地面に張り付いたようなグリップ、
登りはもちろん、下りも滑る気すらしない。
軽いし、何といっても衝撃吸収力が素晴らしい。
靴の機能をここまではっきり感じられる靴は初めて。

これはこれは素晴らしい買い物をした気がする。

TEVAの靴がここまで凄いとは恐れ入った。
靴って売ってるのかしらないけど、
あったら買ってみようと思う。

ちなみにソール。
DSC_0118.JPG
下が普段使っているモンベルのソール。
DSC_0120.JPG
ガッチリ感はモンベルなので立山や白山はモンベルだと思うが、
それ以外はTEVAでも十分行ける。

最後に本日の工程(登りだけ)。
Screenshot_20180512-082746.png
往復4~5時間とみていたが、終わってみたら、
登りが1時間40分、下りが1時間で往復2時間40分の登山でした。

Screenshot_20180512-112156.png
今年も9月にここ行きます。
今年は泊りの縦走予定。

楽しみだー。














コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

GERBER マルチツール [アウトドア]

キャンプ道具がファミリーから
ソロに変わりつつある今日この頃。
いや・・・すでに数年前からソロキャンプ道具になっている。
しかも・・・ここ2年ほどから登山ツールに。

そんななか、行きつけ?のモンベルショップで

「GERBER SPLICE」を買ってみた。

男のキャンプ道具と言えば
ナイフやマルチツールが人気なのだが、
実際、ファミリーキャンプで
使うシーンはほとんど無い。

いや、全くない。

でも・・・欲しい物は欲しいのだ。

これぞ男のロマン。

IMG_1133.JPG
という事で SPLICEはハサミが主体でかなりコンパクト。
IMG_1134.JPG
広げるとナイフが二種類、一通りはついている優れもの。

まるで変身ロボだ。
最近だとトランスフォーマー。

私の世代はライディーンやロボコンの超合金。

なんともそそられる変身ツールだぜ。

ほかにもマルチツールのド定番「VICTORINOX」の
フィッシャーマン
fisherman.jpg
と、キャンパーPD
camper_pd.jpg
を実戦配備しているのだが出番はまだ・・・。

唯一、オピネルのナイフを数年前のソロキャンプで使ったくらい。
それも包丁忘れたから。

でも、ここ数年はまっている登山はテント泊をするようになると
使うだろうし、来てほしくないけど来るであろう大地震では
絶対に必要になるのだ・・・とせっせと収集。

実は一番使う?あると便利なのが出張。
出張先でシャツや靴下を買った時に外すタグ。
これがなかなか外れない。
こんな時にマルチツールのハサミやナイフは
とっても役に立つのだ。

たまにホテルでリンゴが食べたくなった時も
ナイフで切ることができるし。

とっても便利。

唯一困るのが飛行機。

過去2度ほど車のキーホルダーにつけていた
VICTORINOXのクラッシックを保安検査場で没収された。
帰って来るまで預かって・・・と言ってもダメですと。

アウトドアマンの心を察してくれない保安検査。

困るよね。


と言うことで、このGERBER SPLICEは
空港で没収されない様に大事に使おう。


nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

千畳敷カールと木曽駒ヶ岳登山&駒ヶ根キャンプ [アウトドア]

一昨年の夏休みは、立山室堂&立山キャンプ。
昨年の夏休みは、乗鞍&平湯キャンプ。
今年は、千畳敷カールから木曽駒ヶ岳&駒ヶ根キャンプ。

3年連続 “山”シリーズ。

昨年の乗鞍は悪天候もあって、畳平から冨士見岳(2,817ḿ)
に登っただけだったのだが、嫁と息子2号は普通のスニーカーで
砂利と岩と雨に悪戦苦闘だったこともあり、
今回はボーナスはたいて全員フル装備。

今回のキャンプ地は千畳敷の麓、
駒ヶ根市の「駒ヶ根高原家族旅行村アルプスの丘」。
千畳敷ロープウェイ乗り場に近くて、我が家必須の温泉付き。
なんとなくHPを見ていたら運良く予約解禁日だったので
すぐさまサイト数の少ない電源サイトを予約。
せっかくなので今回は3泊。


1日目。
まずは家から駒ヶ根へ。
家から中央道で普段で2時間30分ほどの距離。
お盆休みの最初の土曜ということで渋滞覚悟で
のんびり出発するも3時間で到着。
しかも、駒ヶ根IC降りて3分でキャンプ場と好立地。
街にも近いので買い出しが超便利。
DSC_1024.JPG
当たり前だが、電源サイトは電気代が値段の差。
でもここに限ってはサイトの立地でしょうか。
広い敷地内にあって、電源サイトの真ん前が管理棟と温泉。
電気代と言うより場所代で納得。
DSC_1131.JPG
区画サイトは全体的に小さめ。
そこに木製のテーブル&イスとカマドが
標準装備されているので設営の自由度が少ない。

目の前に小さな池があり、近所のアウトドアショップが
カヌーやサップ体験をやっている(た)。
DSC_1010.JPG
そんなこんなでのんびりの1日目は終了。

2日目。
今日はいよいよ千畳敷カールから木曽駒ヶ岳登山。
予定としては朝一で千畳敷に上がって、そこから乗越浄土、
中岳、木曽駒ヶ岳の往復でだいたい午前中。

千畳敷カールまではバスとロープウェイを乗り継いで行く。
キャンプ場から5分でバス乗り場に。

下調べでは朝5時の始発前から並んでいるらしいので、
今回、3時に起床して4時には駐車場へ。
そこでしばしのんびりして・・・どころではなかった。

真っ暗な朝4時でバス乗り場の駐車場は満員寸前。
すでにチケット売り場&バス乗り場には長蛇の列。
IMG_0670.JPG
この時間に並んでいるほぼ全員が登山目的だと思う。

これも下調べで、「父はバス待ちの列に、母はチケットに並ぶべし」と。
おかげで、始発から2番目のバスに無事乗車。
後ろを振り向くと、バス乗り場前の駐車場はすでに満車、
バス待ちは先が見えないくらいの長蛇の列に・・・。

ちなみに、キャンプ場を利用するとくれる割引チケットで
ハイシーズンにも関わらずバス&ロープウェイが10%引き。

これはデカい。
モンベル会員も割引があると聞いていたが、
ハイシーズンは対象外らしい。

ちなみに温泉も100円引き。

山道をバスに揺られて40分ほどで「しらび平ロープウェイ乗り場」に到着。
ここは意外とすんなり。
IMG_0671.JPG
このロープウェイは標高1661mから2612mまで950mを約7分で一気に上る。
日本一高いところまで上がるロープウェイだそうだ。
そんな一気に駆け上がると高山病が心配・・・とアナウンスでも言っていた。

たしかに速い。

本当にあっという間に千畳敷駅に到着(2612m)。
DSC_1028.JPG
まずは谷川。
眼下に広がる雲海が素晴らしい。
ここで少し高度順応がてら景色を堪能してから山側へ。
DSC_1035.JPG
DSC_1030.JPG
素晴らしい。
素晴らし過ぎて、どう撮っても絵葉書写真になってしまう。

しばし最高の景色を堪能し、いよいよ木曽駒ヶ岳に向けて登山開始。
まずはカールから乗越浄土まで。
「キツイのはここだけ」・・・と下調べ情報。
IMG_0708.JPG

ゆっくりゆっくり登り始めて約20分。
ここでハプニング①。
嫁がトイレ・・・と。
DSC_1039.JPG
ウーム・・・登ると1時間?、戻ると20分・・・戻る。

息子2号とウダウダしながら嫁が戻って来るのを待つ。
しかしだ・・・虫が多い。
いや、多過ぎ。
刺さない?噛まない?小さなアブがぶんぶん顔にも体にもへばりつく。

ここから急坂を40分ほど登って乗越浄土(2850m)に到着するのだが、
途中、クラブツーリズム?の登山の団体さんが大量に下りてきて参った。
列から離れまいと言う意識なのか、なかなか道を譲ってくれない。
申し訳ないが、こういう団体さんは10人程度で区切ってガイドさんがついて
行動してほしいぞ。
IMG_0681.JPG
乗越浄土でしばし休憩。
IMG_0682.JPG
天気も良く、雪渓も中岳もよく見える。
IMG_0687.JPG
天狗岩の天狗さんと・・・。
IMG_0690.JPG
乗越浄土から中岳へ向かう道はほとんどハイキング。
あっという間に中岳(2925m)へ。
IMG_0691.JPG
さすが身軽な息子2号はひょいひょいと岩の上へ。
IMG_0693.JPG
中岳から急斜面を降りると木曽駒ヶ岳山頂は目の前。
またもやハイキングっぽい道をスイスイ歩く。
IMG_0694.JPG
横に見えるのは頂上山荘のテント場。
キャンプ場でなくてテント場ね・・・これ大事。

どうだろう・・・30分くらい?で木曽駒ヶ岳山頂へ(2956m)。
IMG_0695.JPG

山頂は神社があるだけであとは岩。
IMG_0698.JPG
ちょっと雲が出てきて下界は見えないが、
中岳の方角は綺麗に見える。
山頂から見る景色は格別。

ここで30分ほど休憩したら下山を開始。
またまた中岳に上る急坂がうんざり・・・
と思ったら、意外とスイスイ行けますわ。
ここを登り切ったら千畳敷駅までハイキング。

下りは足にキツイ・・・と思っていたが、
乗越浄土からの急斜面もスイスイ。

無事千畳敷駅に到着。
時間は11時30分ころ。
途中ハプニングはあったがほぼ予定通り。


当初、登山じゃなく千畳敷駅周辺の遊歩道散策だと
ブーブー言ってた嫁も達成感の満足顔・・・な気がする。
そもそも遊歩道の散策で登山ブーツやストックや
機能ウェアを買うわけがなかろ・・・高い金出して。

降りる前に、千畳敷ホテルにあるレストランでお昼のラーメン。
IMG_0707.JPG
そのあと、2612カフェで美味しいと評判のプレミアムコーヒー。

昼を過ぎると登山客に代わり観光客が続々上がって
ロープウェイもパンパン。
12時過ぎの時点で下りのロープウェイは1~2時間待ち。
我が家は1時間待ちだったので外でのんびり。

ロープウェイからバスに乗って、
無事駐車場に戻りキャンプ場へ。


そしてだ・・・キャンプ場に帰ってハプニング②。

テント・・・うーん・・・なんだか形がイビツに見えるのは目の錯覚か?

天井から今にもポールが突き出てきそうに見えるのだが・・・。

インナーにクロスで通している二本のポールが
一番テンションの掛かる天井部分でポッキリ折れているではないか!?

二本とも。

何か上から落ちてきてぶつかった?・・・わけもなく。

テントをバラシてポールを抜き取る。
IMG_0760.JPG
FRPがつなぎ目でぱっくり割れて折れている。
しかもよく見ると、他のポールもヒビや
繋ぎの金属パイプが変形してる。
短い計22本のポールのうち9本がダメ。

なんてこった。

このテントを買ったのは5年くらい前?もっと前?
でも年1回か2回、日数にして年4~5日ほどしか使っていない。
劣化にしてもこんな折れ方するのかね・・・とネットで調べると、
出る出るコールマンのFRPポールのポッキリ事件。

一時期、廉価版をアルミからFRPに変えてきたのだが、
ポキポキ折れているらしく最近はまたアルミに戻している?

チェアもそうだが、最近のコールマンはコストダウンも酷けりゃ
、失敗した製品をこっそり改善して売っている。

堂々とリコールしろよ。

テンション掛かっているポールが
寝ている最中ポッキリ折れたら、
テントは潰れて、寝ている人に刺さるかもしれんぞ
・・・オイ。

長い間コールマン製品を使っているが、
以前もタープのポールがいとも簡単に折れたことがある。

チェアの件もあるし、ほんと、もう、コールマン嫌い。

と腹を立てつつ・・・まずはどうしようかと。

まだ1泊。
残り2泊をどう乗り切るか。

テント買う?
駒ヶ根市には大型スポーツ店が無いらしい。

レンタル?
古くて汚い三角テントだったら嫌だな・・・と。
IMG_0750.JPG
レンタルがあるキャンプ場で良かった。
レンタルの方が高グレード。

心底、キャンプ道具をスノーピークに替えようと思った。

楽しく疲れた2日目が終了。


3日目。
昨日から打って変わって怪しい天気。
DSC_1074.JPG
でも俺と息子は超晴れ男コンビ。
心配しない。

今日はのんびり休息の日。
駒ヶ根周辺散策・・・と言っても何も無いので
ロープウェイバス乗り場隣の駒ヶ根ファームスへ。
裏?に大きな川とつり橋が。
DSC_1089.JPG
川の水が少ないのか、対岸から岩を渡って来る事ができる。
DSC_1091.JPG
身軽な息子2号は対岸からひょいひょい渡って来た・・・だけでなく、
7~8m?はあろう石垣をこれまたひょいひょいと登る。

もはや猿だ。

その帰り道、バス乗り場真ん前にある、
「アウトドアショップK」と言うお店にふらりと立ち寄る。
DSC_1110.JPG
さすが本場のアウトドアショップ。
売ってる物が本物。

そこのアウトレットコーナーで5000円の手袋が
1000円だったので思わず購入。
これで岩登りも・・・可。

その店の奥、店内でボルダリング体験ができる。
1時間500円とシューズ500円。
安い。
DSC_1102.JPG
以前からやってみたかったらしい子ザルが挑戦。
お店のおじさんにアドバイス受けながら楽しそう。
腕がパンパンになりながらも1時間みっちりやっていた。

ここでハプニングでは無いけれど呆れた話。

お店のオーナー?おばあさんに連れられて
大学生3人組がやってき来た。
聞けば誰かに聞いて駒ヶ岳の頂上山荘のテント場で
キャンプをするのにテントが無いので買いに来た・・・と。

が、無いのはテントだけでは無かった。

なんにも無い。

カッパも無ければ、シュラフも無い。
食事の準備も無ければ知識も無い。
そもそも千畳敷へどう行くか、
テント場がどこにあるのかすら調べてない。
一人はシャツに短パン・スニーカー。
登山もキャンプも知らないただの観光客。

沖縄出身で埼玉の大学に進学した大学1年生トリオだそうだ。

一人はモヒカン頭。
足りないのは知識だけじゃなく脳みそ。

お店のおばあさん、お姉さん、ボルダリングのおじさんに
そりゃ無理だろと散々説明されているにも関わらず
なぜ無理なのかすら理解できていないっぽい。

結局時間的に今から行くのは無理だと説得され、
その辺の宿泊施設に泊まることになったらしいが・・・

今度は宿泊施設探しから、予約電話まですべて
お店のお姉さん任せでイスに座ってコーヒー飲んでる。
このハイシーズンに空きがあるわけもなく、お姉さん悪戦苦闘。

「ちーがーうーだーろー!!」
「ばーかーやーろー!!」
あの暴言議員はここで叫ぶべきだろ。

バカ過ぎる大学生に呆れた。

それにしてもなんて親切なお店だろうか。
キャンプ場でカヌー体験やっているのもこのお店。
すっかりフアンになってしまった・・・「ODSK」。

で、キャンプ最後の夜は、先日買ったスノーピークの
ノクターンランタンでマッタリ。
IMG_0716.JPG
真っ暗だと意外と使える。

そう言えば、今回、もう十年以上物置にしまってあった
コールマンのテーブルランタンを持って来た。
最近はLEDランタンが多かったのだが、
たまにはガスの明かりもいいんじゃないかと。

が、なんだか光が安定しない。
突然消える。

が、メンテナンスでまだまだ使えそう。
ちょっと嬉しい。
IMG_0712.JPG
LEDもいいが、曇りガラスのホヤの明かりがなんともいい感じ。
シューって音も、キャンプっぽくて良い。

で、4日目。
家に残した大きな娘と小さな犬が心配なので、雨の中さっさと撤収。
IMG_0752.JPG
せっかくなので、今回新調したけど使っていないカッパを着た。
なんちゃってアルピニストに高額なカッパは宝の持ち腐れなので、
機能そこそこでお値段の安い、サウスフィールドのカッパを買ってみた。

これ、意外と良い。
雨漏れもシミも蒸れも無く意外と快適。
某有名アウトドアブランドの廉価版より良いと思う。

そうそう・・・
長いこと嫁の足&我が家の旅のお供だったVWトゥーランだが
今回で最後になりそう。
外車の性とでも言おうか修理代が凄くて次の車検を断念。
DSC_1140.JPG
このボクシーな後姿がお気に入り。

次は何買おうかね?

ということで、さっさと撤収して、Uターンラッシュにも巻き込まれず
およそ2時間30分で家に到着。

キャンプ場も千畳敷も駒ヶ岳もとても良かった。

ちなみに、つい先日、会社のメンバーと富士山(3776m)に登ってきた。
あまりの過酷さに途中で何度も泣きそうになった。
富士山は眺めるもので登るもんじゃないと思った。
が、この超過酷な富士登山があったからこそ、
今回の登山が超楽だった気もする。

今度は9月に立山の雄山へGO。

で、来年はどの山にする?
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。